ビタミンCとコラーゲン。

ビタミンCは、体内でコラーゲンを合成する為に欠かせない栄養素です。

当ページでは、コラーゲンの体内合成のしくみや、コラーゲンが不足することで招く「壊血病」について解説しています。

コラーゲンを体内で合成する為には。

食品に含まれるコラーゲンは、食べてもそのままコラーゲンとして吸収されることは残念ながらありません。

食べたコラーゲンを体内で再合成する為には、リジン(必須アミノ酸)やプロリン(非必須アミノ酸)、ビタミンCなどが必要となります。

・リジン(必須アミノ酸)は、牛乳や大豆、蕎麦やレバーなどに含まれています。
・プロリン(非必須アミノ酸)は、動物の皮などに含まれています。
・ビタミンCは、新鮮な野菜や果物に含まれています。

つまり、コラーゲンを食品から摂取する時は、これらと同時に摂取しなければ、体内で再合成することができないのです。

コラーゲンと壊血病。

ビタミンCが欠乏することで招く『壊血病』をご存知でしょうか。

大航海時代のヨーロッパの船員たちが最も恐れていた病気で、当時、船乗りの宿命とも言われていました。

この壊血病、間接的にはビタミンCの欠乏が原因なのですが、実際は体内のコラーゲンが不足している為に起こっているのです。

コラーゲンは、特殊な三重螺旋構造をしており、ビタミンCが不足すると三重螺旋の内のα鎖と呼ばれるものが上手く巻けなくなり、コラーゲン線維を作ることができないのです。

すると、血管の周囲のコラーゲン組織の引っ張り強度が低くなり、血圧がかかる血管から血液が漏れやすくなります。
これが、ビタミンCが欠乏した際に起こる『壊血病』なのです。

体内でのコラーゲンの重要性が良くわかる病気ではないでしょうか。

新しいビタミンCで効率よく摂取。

近年の優れた技術の発達によって、ビタミンCは新たな形へと変化しつつあります。

それはビタミンCの唯一の欠点でもある、「多くの生理作用に用いられ消費されやすい成分であるにも関わらず、水溶性の為に貯蔵量以上はすぐに排出されてしまう」との課題を乗り越えた【新型ビタミンC】が開発されているのです。

通常、ビタミンCは摂取後2時間程度で血中濃度が低下してしまいますが、新たなビタミンCでは8時間以上継続する事が確認されています。

つまり、夕食後に摂取しても、コラーゲンが生成される夜中(キレイが作られる時間)までしっかり効果の持続が期待出来るのです。

このビタミンCであれば、コラーゲンの働きをスムーズにサポートしてくれるでしょう。

新型ビタミンCの効果を解説
こちらのサイトで、万能成分「ビタミンC」の弱点を克服した『新型ビタミンC』について詳しく解説していました。


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